タイトルの通り、今回はエンタメ業界の端くれとして筆を取ろうと思いましたので、書きます。
まず最初にお伝えしておきたいのは、これから書くことはあくまで個人的な意見であり、また不安を煽る目的ではないということです。
何卒、ご了承ください。
エンタメ業界におけるコロナの影響
周知の通り、多くのライブやイベントが活動を見送る状況が続いています。
4月〜5月にかけて、また活動できるような根拠のない空気感も今はもう怪しいです。
自分の勤めている会社は、この現状を受けフルリモートを義務化。
原則、打ち合わせ、出社を禁止しました。
今でこそ、配信という形でエンタメを届けようとしていた動きがありましたが、
正直、もうそれすらもできなくなるのではないか…という状態です。
こんな時こそエンタメにはできることが沢山あります。
配信もその一つです。
しかしながら、それすらもままならくなってきている状況にもどかしさを覚えます。
できることが目の前にあるのに、それをすることを許されない状況が逆に本当にしんどいです。
(もちろん、命あってのことなので、命には変えられないのですが…)
コロナで失ったもの
偉大なタレント、親戚、友達、家族、仕事…
各々何かしらを失い、犠牲にしている現状があるかと思います。
自分は大切な後輩の雇用を守ることができませんでした。
平社員の自分が何か変えることができるほどの力を持っていたわけでもないのですが、
フルリモートへの切り替えに伴い、正社員を目指して努力してきた後輩の雇用を失いました。
自分なんかよりまだまだ若く、未来も素質も可能性もあった後輩でした。
こんなことをいうのも大変おこがましいことかもしれませんが、本当にやるせない気持ちでいっぱいです。。
これからについて思うこと
いろんなことが”仕方がない”の一言で片付けられ、やるせのない日々がしばらく続くと思います。
こんな時期だからこそ、エンタメでできることがあるのに、
できることをやらせてもらえないことへのやるせなさ。
人の命のみならず、一部の若者の未来までも奪ったコロナウィルスに憤りを隠せず、このような文章を書き殴ってしまいましたが、
その一方で非常に心苦しいのですが、
あえて、やらないことの正義もあるのかと思い始めてきています。
配信でエンタメを届けることをやる正義もあれば、それすらもやらない正義もあるかと。。
エンタメに救われる命もあれば、エンタメによって失われる命も今後、出てくるかと思います。
今のエンタメ業界においては、金銭的に苦境を強いられる場面も多々出てくるかと思いますが、
とにかく先走らず、一つ一つのことに落ち着いて考えて対処することを心がけることで本当の意味で今後のエンタメ業界を守って行けたらと思います。
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